feel never only die

超次元周知的自慰行為

2022 - 7/30

夏がきた、前回マメにブログを更新していくと言ったけど余裕で4ヵ月も放置していた。正直楽しい事は多々あったけど書き起こす気力もなく、生活における不安因子がウザくて何をするにも億劫だった。ベランダの水捌けが悪くてイライラしたり挨拶したのに無視する隣人にイライラしたり傘差して歩いてる小学生に水撥ねられるし踏み切りで急にサラリーマンに吠えられるし金ないし学ないし肉食ってないしパスタばっかりだしほぼニートだしと、取り留めのない日常の些細な負荷が圧倒的に多く、より一層俺の心を強く柔くマゾにしてくれてワロタ、ありがとね。道端でアブラセミの死骸を見たことが一番夏を感じる出来事だった。こんな筈じゃないのに。

なぜ急にブログを更新しようと思ったかというと、俺はアプリで注文した食べ物を自宅まで配達するという特にやりがいもない謎の副業みたいな事をやっているんだが、7/29の金曜日の夜にいつも通りそれをやっていると、空から怒号が聞こえてきて見上げると花火が上がっており、特に豪勢でもなくどっちかというと割と陳腐な規模の花火だったんだけど、みんな立ち止まって眺めていて、スマホで写真を撮ってる主婦、カップルで見てる大学生、はしゃいでる子供、バス停の前で腕を下ろしてただただ眺めてるサラリーマンだったりと、色んな人が色んな道に点在していて、俺が普段しょーもないストレスや偏見で勝手に嫌いに思ってる人達が立ち止まって一心に花火を眺めてる光景って凄く特別で神秘的な出来事なんじゃないかと思うと急に泣きそうになって、半ベソをかきながらチャリを漕いでました。どうやら俺の住んでいる八王子で8月の上旬に花火大会があって、でもコロナの影響で中止になったからせめてもの的な感じのサプライス花火だったみたいで、最後の花火が上がって1時間ぐらい経った後も硝煙が広がってる中、至る道で井戸端会議をしてる人がたくさんいて、些細な不幸の積み重ねも思いがけない出来事で全て吉に思えるような、そういう風な人間にあたしはなりたいと、クーラーの効いた部屋でコーネリアスを見ながら思うのであった。

 

以上

 

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